テノール/又吉秀樹

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究(オペラ)科を首席にて修了。在学時にアカンサス賞、同声会賞、武藤舞賞受賞。第40回イタリア声楽コンコルソにて優勝、ミラノ大賞受賞。トスティ歌曲国際コンクールアジア予選大会においてアジア代表に選出、読売新聞社賞受賞。イタリアで行われた四年に一度のトスティ歌曲国際コンクールにおいて第三位入賞。同国、オルトーナのヴィットリア歌劇場にて行われたテルカス財団主催公演「ナブッコ」にイズマエーレ役で出演し欧州でのキャリアをスタート。キエーティ、モンテシルヴァーノ、オルトーナの各地にてリサイタルを、また2012年スポレート実験歌劇場の特別研修員となり研鑽を積む中、ウンブリア州の各地でオペラやコンサートに出演。

2014年より文化庁新進芸術家海外研修員としてオーストリア、ウィ―ンにて研鑽を積む。ワルシャワにて行われた国際コンクール、第10回Złote Głosy Golden Voices 2015にて第三位及びBednarska財団賞受賞。2018年3月よりロームミュージックファンデーションの奨学生としてイタリア、ローマにて活動。

P.Cappuccilli国際コンクール2018において第三位入賞。2019年よりカルロフェリーチェ劇場(ジェノヴァ)研修所に所属。国内では二期会のに公演「イドメネオ」にイドメネオ役を演じ二期会デビュー、「こうもり」アイゼンシュタイン役、「天国と地獄(地獄のオルフェ)」にオルフェ役他、多数のオペラに出演。ナミレコードよりCD「トスティ歌曲集~ある人生の歌~」をリリース。また、教育芸術社から出版されている教科書「高校生の音楽」の付属CDに「誰も寝てはならぬ」と「女心の歌」が収録されている。